ナポリとの激戦制したマドリー、アンチェロッティ監督「完全かつ真剣なパフォーマンス」

[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、熱闘を制したチームを称えた。クラブ公式サイトが伝えている。

3日、チャンピオンズリーグ(CL)グループC第2節でナポリと対戦したマドリー。先制点を許す苦しい立ち上がりながら、FWヴィニシウス・ジュニオールの得点で追いつくと、勢いに乗ったチームはMFジュード・ベリンガムのゴールで一気に逆転して後半へ。後半立ち上がりにPKから同点とされるも、78分にMFフェデリコ・バルベルデのシュートがオウンゴールにつながり再び勝ち越すと、そのまま3-2で勝利した。

CL連勝を飾ったアンチェロッティ監督は激戦を振り返り、強敵を相手に特に前半は優れたパフォーマンスを見せたと称えている。

「我々は完全かつ真剣なパフォーマンスを見せた。前半はとても良いプレーであり、失点後にはライン間でうまくプレーし、チャンスを作れたと思う。PKの後、試合内容が変わり、ナポリはピッチの高い位置からプレスをかけてきた。10分から15分くらい攻め込まれたが、その後に主導権を取り戻し、終了間際に得点を奪えた」

「我々の前半の成功は、ベリンガム、バルベルデ、ロドリゴのポジショニングがナポリのライン間で多くの問題を引き起こしたからだ。ただ、ナポリのプレッシャーに対抗するのは難しかった。結果自体は妥当だったが、ナポリのクオリティが高く、危険な選手が揃っているのはわかっていた」

また、アンチェロッティ監督は大活躍のベリンガムにも言及。ベテランのような落ち着きを見せる若手に対して賛辞を送っている。

「彼はその性格や態度から、まるで30歳の選手のように思える。彼は常に試合に集中していて、自分が何をすべきかわかっている。20歳にしては珍しい選手だ。彼は多くのクオリティ、フィジカルの強さ、技術を持っている。他の選手たちもそうだが、彼には驚かされるよ」

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