タピオカ店「comma tea(コンマティー)」を全国展開していた(株)ティーカンパニーが破産

(株)ティーカンパニー(東京都中央区)は9月29日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には淺枝謙太弁護士(牛込橋法律事務所、千代田区六番町1-10)が選任された。
負債は現在調査中。

タピオカミルクティー店「comma tea(コンマティー)」をチェーン展開していた。一時期は池袋、静岡、仙台などのパルコや、ルクア大阪などにも出店。2019年11月期には売上高約6億4000万円をあげていた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛や、テナント入店する商業施設の休業や時短営業が影響し、2020年11月期には売上高4億425万円まで低下。その後は店舗をスクラップするなどし、コスト負担の軽減なども図ったが業況の改善には至らず2023年9月末までに残る店舗も閉鎖し、今回の措置となった。

※(株)ティーカンパニー(TSR企業コード:026846799、法人番号:8010001188677、中央区八丁堀4-3-5、設立2017(平成29)年12月)

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