65歳以上の「シニア」にこれからの働き方について考えてもらおうと、東京都が就労体験などができるイベントを開催しました。訪れたシニアからは、働く意欲が伝わってきました。
10月3日に新宿区で開かれた「シニアしごとEXPO2023」。一度仕事をリタイアした人に、今後の働き方について考え、新たな仕事に就くきっかけにしてもらおうと、東京都が主催しました。
就労相談ができるブースのほか、ブレーキやアクセルなど運転に必要な判断を即時にできるのかの測定や、血管年齢が測定できるブースも設けられ、300人以上の「シニア」が訪れました。
イベントではより就業を身近にしてもらおうと、こんなブースも。60歳以上のスタッフがレストラン部門の5%を占めるすかいらーくグループのブースでは、職業体験が行われました。イベントの参加者は、改めて働く楽しさを感じていたようです。
参加者(65歳):「(前の仕事も)接客は接客だったが、ちょっと違った接客だったので、レストランで働いたことなかったので、とても新鮮に感じました。年金もどんどん減ってくるだろうし、それを見据えると働ける間は働いて、日本の経済のお手伝いをしなくちゃいけないかなと思う」