京都府宇治市木幡の東宇治高が創立50周年を迎えた1日、同校で記念式典が開かれた。生徒たちが英語のスピーチ、ダンスや吹奏楽によるパフォーマンスを披露し、節目を祝った。
同校は1973年創立で、初年度の募集定員は7クラス315人で始まった。現在の全校生徒は約800人となっている。
式典では、英語探究コースの生徒たちが語学力を生かし、アルバイトやAI(人工知能)などをテーマに英語でスピーチ発表。吹奏楽部やダンス部によるステージもあり、西城秀樹さんの「ヤングマン」などで会場を盛り上げた。生徒会長の矮松克さん(18)は「これからの50年は先輩たちの築いた伝統を継承しつつ、入学して来る後輩たちのためにも、東宇治高校を魅力ある学校へ発展させたい」とあいさつした。
同窓会からは記念品としてパイプ椅子600脚が贈られ、OBの大竹文雄・大阪大特任教授による記念講演会もあった。