ワイルドカード・シリーズ第１戦【マーリンズ１－４フィリーズ】＠シチズンズバンク・パーク
マーリンズとフィリーズによるワイルドカード・シリーズの初戦は、エース右腕ザック・ウィーラーの好投もあり、昨季のリーグ王者フィリーズが４対１で勝利。ブレーブスが待つ地区シリーズへの進出に王手をかけた。ウィーラーは７回途中５安打１失点の好投で勝利投手となり、フィリーズ４番手のクレイグ・キンブレルがセーブを記録。マーリンズ先発のヘスス・ルザードは４回８安打３失点で降板し、敗戦投手となった。
１回裏無死２・３塁の大チャンスを生かせなかったフィリーズだが、ウィーラーが立ち上がりから安定したピッチングを続けるなか、３回裏に無死２塁のチャンスを迎え、二死後にアレック・ボームのタイムリー二塁打で先制。４回裏にはブライソン・ストットとクリスチャン・パチェの連続タイムリーで２点を追加し、マーリンズ先発のルザードを４回３失点でノックアウトした。
ウィーラーは７回表に二死１・３塁のピンチを背負い、ブライアン・デラクルーズにタイムリーを許してマウンドを降りたが、エースの重責を果たすナイスピッチング。ウィーラーが残したピンチは、２番手のホセ・アルバラードがユリ・グリエルを空振り三振に仕留めて切り抜けた。
８回以降はアルバラードから３番手のジェフ・ホフマン、４番手のキンブレルとつなぎ、マーリンズの反撃をシャットアウト。昨季のリーグ王者であるフィリーズが危なげない試合運びで初戦を制し、ワイルドカード・シリーズ突破に王手をかけた。なお、明日の第２戦はブラクストン・ギャレットとアーロン・ノラのマッチアップが予定されている。
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