サッカー選手の寿命は年々長くなっており、40歳近くになっても現役を続けるものも多い。
今回は『Planet Football』から「まだ現役を続けていることが信じられない元アーセナル選手」をご紹介する。
サンティ・カソルラ
アーセナル所属:2012~2018
現所属:レアル・オビエド
年齢:38歳
ビジャレアルから2012年にアーセナルへと加入してきたサンティ・カソルラ。小柄な体格でありながらも両足を遜色なく使うことができる器用さと精密かつアイデアに溢れるパス、見事なフリーキックや巧みなシュートでファンに愛される存在だった。
イングランドでのキャリアは深刻な怪我によって長期間のリハビリに費やされてしまったが、足の切断すらも噂された状況から奇跡の復活。現在はスペイン2部のレアル・オビエドでプレーしているほか、自身の肖像権をクラブに提供しているという。
ルーカス・ポドルスキ
アーセナル所属:2012~2015
現所属:グルニク・ザブジェ
年齢:38歳
2012年にケルンからアーセナルに加入したポーランド生まれのドイツ代表アタッカー。国際試合では非常に活躍していたエース的存在で、左足から繰り出される素晴らしいシュートが魅力だった。アーセナルでは主役にはならなかったものの82試合で31ゴールを決めている。
ケバブ店の経営など様々なビジネスも行っている彼であるが、まだ出身地であるポーランドで現役としてプレー。契約も2025年まで結んでいる。
ジェルヴィーニョ
アーセナル所属:2011~2013
現所属:アリス・テッサロニキ
年齢:36歳
ル・マンで松井大輔とともにプレーし、スタイルは全く違うのに「NEXTドログバ」と期待されたスピードスター。リールでアザールらとともにリーグアンで活躍し、そしてアーセナルへと引き抜かれてきた。
残念ながらアーセナルでは一貫性に欠けたパフォーマンスに終始したが、その後イタリア・セリエAで復活。中国超級リーグやトルコでもプレーしたあと、昨年ギリシャリーグのアリス・テッサロニキに加入した。
アレックス・ソング
アーセナル所属:2006~2012
現所属:アルタ/ソーラー7
年齢:36歳
36歳になったアレックス・ソング。アーセナルで長くプレーした後バルセロナに移籍したが、そこではあまり重要な選手として扱われなかった。ただ給与が良かったことから良い時間になったようだ。
新型コロナウイルスのパンデミック時にはスイスリーグのシオンに所属していたが、減給の要求を断ったことから解雇された。そして2020年末からはジブチリーグのアルタ/ソーラー7というクラブでプレーしつつ、ユースの育成に関わっているそう。
ガエル・クリシ
アーセナル所属:2003~2011
現所属:無所属
年齢:38歳
アーセン・ヴェンゲル監督の下でプレーしたクリシ。アシュリー・コールの退団後に左サイドバックとして重要な存在になり、2011年にはマンチェスター・シティへと引き抜かれた。フランス代表としても長くプレーした経験を持つ。
2020年からはスイスリーグのセルヴェッテに所属していたが、今夏契約満了で退団。ただまだ現役続行の意思を隠しておらず、あと1年間はプレーを続けたいと宣言している。