阪神百貨店の「大ワイン祭」開幕、お値打ち商品に会場大賑わい

今年で52回目を迎える「阪神梅田本店」(大阪市北区)の人気催事『阪神大ワイン祭』が、10月4日よりスタート。オープン初日、会場はリーズナブルな「お買得ワイン」コーナーを中心に、多くの客で賑わっていた。

「お買い得」コーナーは売り切れる銘柄も多いため、通はまずこのコーナーに向かうという

会場は「スパークリングワイン」「フランス各地方のワイン」をはじめとし、岩手産や北海道産ワインが集まる「日本のワイン」やボトルのデザインに注目した「カジュアルワイン」など、多彩なジャンルに分かれた33ブースに約700種類ものワインが集う。

通好みな銘柄が揃う同イベントだが、一方で2000円以下のリーズナブルな商品が集まるエリアもあり、また約600種類のワインが試飲できるという「ワイン初心者」にはうれしいポイントも。

特に「お買い得ワイン」は、希少な銘柄や高価な輸入ワインが3〜5割の価格で販売されており、注目度の高いブースのひとつ。ワインは各日程で追加されるもののその日限りの銘柄もあるため、ひときわ熱気に満ちていた。

オープンするや否や人が押し寄せた「お買い得」コーナー

また、今回から「ペアリング」に力を入れており、「ワインに合う料理」「料理に合うワイン」を用意。会場で配布されている商品リストには、販売されている全ワインに合う「ペアリングフード」も記載されており、購入時の参考にもなる。

新たにバーカウンター風のイートインスペースも設け、鮨屋『出張鮨 須澤』や食品ブランド『グッドネイチャーマーケット』などが手掛ける和洋のフードメニューも充実している。担当者は「ワインとお料理を楽しみつつ、スタッフさんのお話も聞けるゆっくりした時間を過ごしていただければ」とコメント。

会場は、同百貨店8階の催事場。イベント期間は10月10日まで、営業は朝10時〜夜8時(最終日は〜夕方5時)。

取材・文・写真/つちだ四郎

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