公式戦2連敗中のシティ、グアルディオラ監督は道半ば強調「PLで優勝できるかどうかはウルブスとの試合では決まらない」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がRBライプツィヒ戦を前にチームの現状を語った。クラブ公式サイトが伝えている。

今シーズンはリーグ開幕から6連勝を記録し、9月19日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節ツルヴェナ・ズヴェズダ戦でもきっちり勝利を収めていたシティ。しかし、続く27日に行われたEFLカップ(カラバオカップ)のニューカッスル戦を0-1で落とすと、30日のウォルバーハンプトン戦でもまさかの敗北。リーグ戦の連勝がストップしていた。

グアルディオラ監督は4日のCLグループステージ第2節ライプツィヒ戦に向けた記者会見の中で、先日のウォルバーハンプトン戦について言及。ここで負けはしたものの、選手たちのこれまでの奮闘を称えている。

「今シーズン何が起こるかはわからない。正確なことを知るには時期尚早だが、私は選手たちが過去そしてこれまでに成し遂げたことについて称賛以上のものを感じている。アンビリーバブルだ」

「(ウルブス戦では)2本の枠内シュートを許し、1失点を喫した。その後、我々は23本のシュートを放ち、そのうちの10本はボックス内から放ったものだったが負けた。これもフットボールの一部だ」

中でもグアルディオラ監督はクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ、アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス、ベルギー代表FWジェレミー・ドクを評価。今夏加入のコバチッチとドクに関しては、その適応力の高さを指摘している。

「もちろん、我々は改善しなければならない」

「時には何かを調整しなければならないことがある。それは普通のことだが、たとえばマテオとフリアンはどちらも素晴らしかった。私はマテオがこんなに早く適応するとは予想できなかったし、ジェレミーもそうだ」

「彼らには、自分たちが何をしなければならないかを正確に理解している瞬間や出来事がある。その理由は単純で、我々は8年間一緒にやってきていて、彼らはそのことを知っている。私が息をするとき、彼らは自分が何をすべきかをわかっているが、他の選手たちはまだわかっていない。彼らは本当に良いプレーをしていて、彼らはそのことをわかっていない」

「彼らは試合でプレーし、そのポジションを守らなければならない。全くもって普通のことだ。それでもまだ我々は改善し、結果を出していくための過程にある」

公式戦2連敗中という今の状況にも触れ、RBライプツィヒ戦後にアーセナルとの一戦が待ち受けている過酷な日程を嘆き、これまでもそういった困難を乗り越えてきたと強調している。

「ニューカッスル戦で負けたのは痛かった。ウルブス戦もだ。プレミアリーグはとてもタフだが、我々はライプツィヒ戦のような試合に向け準備を進めてから、ロンドンでのアウェイ・アーセナル戦に臨まなければならない」

「プレミアリーグで優勝できるかどうかはウルブスとの試合では決まらない。我々は何度も首位から遅れを取った。勝ち点100を獲得したシーズンは恐らく最初から我々が首位に立っていたが、他のシーズンはいつも6、7、8ポイント遅れを取っていた」

「それも10月ではなく、2月か3月のことだ。選手たちが戻ってきて、自分たちの原則に立ち返り、より良くしようとして試合から学ぶ。我々がこれまでやってきたことにはとても満足しているが、先に進まなければならない」

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