これまでは公共施設を転々… J3・カマタマーレ讃岐の練習拠点が完成 香川・三豊市が整備

香川県三豊市に、サッカーJ3・カマタマーレ讃岐の新しい練習拠点となるグラウンドが完成しました。

(記者リポート)
「こちら天然芝のコートです。こちらはカマタマーレ讃岐が優先的に使用できるコートになっています」

三豊市山本町に完成した「宝山湖ボールパーク」は、天然芝のサッカーコート2面のほか、サッカーやラグビーに使用できる人工芝のコートや多目的グラウンドがあります。

この場所には以前、ジュニアサッカー向けの小さなコートが8面ありました。しかし平日は利用が少なかったため、三豊市が2021年6月から約8億5千万円をかけて整備しました。

また、カマタマーレは約2億円をかけてクラブハウスを整備しました。

選手34人分のロッカーを備えたロッカールームやトレーニングルームがあり、研修室やビジター用の更衣室などは一般の人も事前に予約すれば利用できます。

カマタマーレはこれまで特定の練習場所がなく、香川県内の施設を転々としていました。今回の練習拠点の整備は「第二の創業」と位置づけています。

(カマタマーレ讃岐/池内秀樹 社長)
「基本的には毎日たくさんの方に見ていただいて、その中で選手が切磋琢磨して成長していく、そんなチームにできればと思っています」

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