「浜松アリーナ」大規模改修へ 室伏スポーツ庁長官と浜松市長が意見交換

「浜松アリーナ」の大規模改修を検討する浜松市に、スポーツ庁の室伏長官が訪れ、市長とスポーツ施設を核とした地域活性化などについて意見交換しました。

2023年、浜松市は、スポーツ庁のスタジアムやアリーナの改修に関する事業の採択を受け、建設から33年が経ち、老朽化が進む「浜松アリーナ」の大規模改修の検討を進めています。

これを受け、4日、スポーツ庁の室伏 広治 長官が中野市長のもとを訪れ、スポーツ施設の運営における官民連携などについて意見交換しました。意見交換は非公開で行われ、室伏長官からは、改修に向けて民間企業や有識者の意見を取り入れるなど、官民連携で地域活性化につながる施設を目指してほしいとの話があったということです。

(浜松市 中野市長)

「(浜松アリーナは)老朽化も進んでいる、今後の在り方を検討していく機会であり、着実に進めていきたい」

その後、室伏長官は「浜松アリーナ」を視察に訪れ、メインアリーナやサブアリーナなどを見て回りました。

(スポーツ庁 室伏長官)

「しっかりした施設がつくられているので、さらに魅力がある施設になっていく。ポテンシャルを感じた」

浜松市では、今後、大規模改修のコンセプトや改修後のイメージなどをまとめ、今年度中にスポーツ庁に報告するということです。

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