兵庫県内各地29の蔵元の日本酒200種以上を販売する「HYOGO SAKE EXPO」が4日、神戸・三宮の神戸阪急本館9階催場で始まった。9日まで。神戸阪急と神戸新聞社が昨年から企画し2回目。
国内随一の酒どころ灘五郷の各社をはじめ、兵庫五国の蔵元がブースを展開。灘菊酒造(姫路市)や江井ケ嶋酒造(明石市)など4社が初出展した。環境負荷低減を目指す日本酒「地エネの酒 環」も並ぶ。にぎりの盛り合わせ(660円)など酒と合う料理の販売のほか、7日には日本酒の無料セミナーも開かれる。
関係者による鏡開きで開幕し、来場者に酒が振る舞われた。催場は、試飲をしたり、ひやおろしや大吟醸などを買い求めたりする客でにぎわった。富久錦(加西市)の杜氏村崎哲也さんは「県内の蔵元がこれだけ集まることはなく、知ってもらう良い機会。定番をはじめ、いろんな種類の酒を用意しました」と接客にいそしんだ。
午前10時~午後8時。最終日は午後6時まで。(大盛周平)