ドコモ、マネックスと提携 共同出資、資産運用で協力

資本業務提携を結び、写真に納まるNTTドコモの井伊基之社長(中央左)、マネックスグループの松本大会長(同右)ら=4日午後、東京都港区

 携帯電話大手のNTTドコモは4日、インターネット証券事業を展開するマネックスグループとの資本業務提携を発表した。共同出資会社を設立し、ドコモの個人顧客に対する資産運用サービスの提供で協力する。ドコモによる出資は485億円となる見込み。ドコモグループが証券事業に本格参入するのは初めて。

 共同出資会社は来年1月4日に発足し、名称は「ドコモマネックスホールディングス(HD)」。出資比率はマネックスが約51%、ドコモが約49%となる。ドコモは取締役の過半数を指名する権利を得ることなどから、ドコモマネックスHDとマネックス傘下のマネックス証券はドコモの連結子会社となる。

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