映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』のプレミア上映会が１０月４日、大阪市内の映画館でおこなわれて、主演の岡田将生とメガホンをとった水田伸生監督が登壇。舞台挨拶をおこなった。
主演映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の舞台挨拶に登壇した岡田将生（10月4日・大阪市内）
野心がない、競争意識がない、協調性がないと揶揄されるゆとり世代の３人の男子（岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥）が、社会の問題や恋愛に直面し、葛藤する姿を描いたドラマ『ゆとりですがなにか』。２０１６年に放送されるや大きな話題となった。
岡田、松坂、柳楽の３人のコンビネーションは映画でも健在で、伊勢や京都に旅行に行くほどの仲。今回、岡田と監督による登壇となったが、「もし３人で大阪に来られるなら、ＵＳＪにワーワーギャーギャーしながら行きたい」と語り、「テーマパークみたいなところに３人で行ったことないので、そういうのも知りたい」と、人気俳優同士のＵＳＪ旅に思いを馳せた。
また、岡田演じる坂間正和がドラマ第８話でプロポーズした宮下茜（安藤サクラ）は、映画版では坂間家の若おかみ（二児の母）になったが、岡田は「昨日、『福岡にいるよ』ってＬＩＮＥしたんです。既読になってるのに、返信がないんですよね。サクラさん、なんで返してくれないんですか。子育てもお仕事もあるんで大変だとは思うんですけど、さすがにまーちんのＬＩＮＥを、夫のＬＩＮＥを･･･。不人気です」と苦笑。
横にいた水田監督が「それは辛いね」とフォローすると、ＭＣをつとめた読売テレビの西尾桃アナウンサーが「今日、『大阪に来たよ』とぜひ追いＬＩＮＥを」と提案。Ｚ世代の西尾アナから飛び出した聞き慣れないワードに、岡田と水田監督は「え、追いＬＩＮＥ！？」ときょとん。うなずく多くの観客の姿に２人は「Ｚか」とつぶやくのが精一杯だった。
映画は１０月１３日に公開。そのほかの出演者には、仲野太賀、吉岡里帆、島崎遥香、吉田鋼太郎らが名を連ねる。脚本は、朝ドラ『あまちゃん』、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』などで知られる宮藤官九郎が担当。
映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』
2023年10月13日公開
脚本：宮藤官九郎
監督：水田伸生
出演：岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、ほか
配給：東宝
