柔道のウクライナ選手と合同練習 全柔連、リオ五輪銀の原沢ら

 柔道の2016年リオデジャネイロ五輪男子100キロ超級銀メダルの原沢久喜ら全日本柔道連盟(全柔連)のアスリート委員会が4日、東京の講道館でウクライナのジュニア選手と合同練習会を開いた。総本山の道場での稽古に女子70キロ級の16歳、アンナ・コルニーコは「素晴らしい経験。柔道が私の心を強くしてくれる」と笑顔で話した。

 ウクライナから15~19歳の18選手が参加。リオ五輪男子100キロ級3位の羽賀龍之介や女子52キロ級で五輪銅メダル2度の中村美里らから助言を受け、積極的に乱取りにも励んだ。羽賀は「目の色を変えて稽古をしていた。喜んでいるのが、組んで感じられた。いい時間だった」と話した。

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