【東京盃】藤岡康「休み明けは動ききれないところがある」ケイアイドリーは9着敗退

交流のスプリント重賞では実績上位のケイアイドリーだったが、不良馬場のスピード競馬に苦しみ伸びきれなかった。前半から好位で上手く追走出来ているようにも見えたが、鞍上の藤岡康太騎手は「勝負どころで手応えがなかった」と淡々とレースを振り返っていた。

9着 ケイアイドリー
藤岡康太騎手
「スタートは上手に出てくれて、ドンフランキー見ながら良いポジションで運べているなと思いました。時計が早い決着の中で、勝負どころで手応えがなくなってしまう形で、いつも休み明けは動き入れないところがある馬です」

レース結果、詳細は下記のとおり。

4日、大井競馬場で行われた11R・東京盃(Jpn2・3歳上オープン・ダ1200m)は、池添謙一騎乗の1番人気、ドンフランキー(牡4・栗東・斉藤崇史)が快勝した。1馬身差の2着に2番人気のリュウノユキナ(牡8・美浦・岩戸孝樹)、3着に6番人気のジャスティン(牡7・大井・坂井英光)が入った。勝ちタイムは1:10.0のレコードタイム(不良)。

3番人気で藤岡康太騎乗、ケイアイドリー(牡6・栗東・村山明)は、9着敗退。

単勝1.4倍の支持

東京盃 レース写真 (C)Hiroki Homma

断然の人気に推された池添謙一騎乗の1番人気、ドンフランキーが逃げ切りを決めた。レース前半から激しい先行争いに加わるも、軽快なスピードを見せてハナへ。泥んこの不良馬場にも怯むことなく隊列を引っ張っていくと、直線でも抜かれそうで抜かれない、しぶとい逃げ脚で見事にライバルを退けた。

ドンフランキー 14戦7勝
(牡4・栗東・斉藤崇史)
父:ダイワメジャー
母:ウィーミスフランキー
母父:Sunriver
馬主:早野誠
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ドンフランキー 池添謙一
2着 リュウノユキナ 横山武史
3着 ジャスティン 森泰斗
4着 ギシギシ 笹川翼
5着 マックス 吉原寛人
6着 ヘリオス 武豊
7着 アポロビビ 本橋孝太
8着 エアアルマス 御神本訓史
9着 ケイアイドリー 藤岡康太
10着 マーチリリー 藤田凌
11着 オマツリオトコ 松山弘平
12着 ショウナンバルディ 東原悠善
13着 アルカウン 澤田龍哉

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