ヒガンバナ満開、烏山線アキュムと競演 「稲穂の黄金色とのコントラストも」

烏山線沿線で満開となったヒガンバナ

 【那須烏山】小塙、森田地区の猿久保田んぼ公園周辺でヒガンバナが見頃を迎えた。JR烏山線の蓄電池駆動電車「アキュム」との競演が楽しめる。

 公園を整備する荒川南部地域保全会が15年ほど前、同線の利用向上を目的に、公園周辺の線路沿い約400メートルでヒガンバナを植え始めた。今年は猛暑の影響で例年よりも開花が1週間程度遅かったという。

 満開の3日は、朝から写真愛好家らがカメラを構えていた。見頃は今週末ごろまでという。

 同会の山田清(やまだきよし)会長は「今年は開花の遅れで、田んぼの稲穂の黄金色とのコントラストも楽しめる」と話した。(問)荒川南部土地改良区0287.88.7599。

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