夜の金沢 金で染め彫刻をライトアップ

金色に輝く「やかん体、転倒する。」=金沢市木ノ新保町

 14日開幕の国民文化祭(いしかわ百万石文化祭2023)を盛り上げようと、金沢市は4日、金沢駅前から武蔵交差点までの金沢駅通り線のライトアップを始めた。道路沿いの彫刻作品や水路が金色のライトで照らされ、加賀百万石の華やかな空間を演出した。

 金沢駅東広場の「やかん体、転倒する。」をはじめ、ルキーナ金沢前、西門口前交差点、安江町緑地、武蔵交差点の各彫刻作品と、歩道脇のせせらぎ水路、武蔵地下駐車場排気塔の計7カ所がライトアップされた。点灯時間は日没から午後10時(やかん体、転倒する。は翌午前0時)までで、国文祭終了後もライトアップは継続する。同日はルキーナ金沢前で点灯式が行われた。

 4日の石川県内は湿った空気の影響で曇り空が広がり、雨の降る所もあった。最高気温は輪島27.1度、金沢26.9度と9月中旬並みだった。

ルキーナ金沢前の「CORPUSMINOR#1」=本町1丁目
武蔵交差点の「BREAKFAST」=安江町

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