NY株反発、127ドル高 利上げ長期化の警戒感後退

ニューヨーク証券取引所で働くトレーダーら=4日(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、前日比127.17ドル高の3万3129.55ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化に対する過度な警戒感が後退し、買いが優勢となった。

 朝方発表された雇用関連の指標で雇用者数の伸びや賃金上昇が低水準にとどまったのを受け、労働需要が鈍化しているとの見方が強まった。米長期金利が低下したことで、相対的な割安感が意識された銘柄が買われた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、176.54ポイント高の1万3236.01。

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