北日本では、5日夜から6日にかけて、非常に強い風が吹き、海上は大しけとなる所がある見込み。暴風や高波に警戒が必要だ。また、6日にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要となる。
前線を伴った低気圧が日本海北部にあって、発達しながら東へ進んでいる。低気圧は5日は北海道に進み、前線が北日本から東日本を通過する見込み。 低気圧は6日にかけて北海道付近で急速に発達するため、北日本では気圧の傾きが大きい状態が続く見通し。
また、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、北日本では大気の状態が非常に不安定となっている。6日にかけて北日本の上空約5500メートルには－21℃以下の、この時期としては強い寒気が流れ込むため、北日本では大気の非常に不安定な状態が続く見込み。
＜暴風・高波＞
北日本では5日夜から6日にかけて、非常に強い風が吹き、海上では大しけとなる見込み。
北日本では、5日夜から6日にかけて暴風に警戒が必要だ。また6日は高波にも警戒が必要となる。
＜大雨・雷・突風＞
北日本を中心に、6日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。
また、北日本を中心に、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要となる。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。また、降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。
