オレボ11月から24時間営業取りやめ コンビニ展開の大津屋、店舗名「オレンジBOX」に統一

オレンジBOXの新しいロゴマーク

 コンビニなど展開の大津屋(本社福井県福井市西木田1丁目)は創業450年事業の一環として、10月8日からロードサイドやショッピングセンター内の店舗名を「オレンジBOX」に統一する。11月からは全店舗で24時間営業を取りやめる。

 オレンジBOXは1981年に開店。94年に弁当や総菜販売の「オレボキッチン」、2004年には飲食機能を付加した「オレボステーション」を展開。3ブランド計10店舗を運営してきたが、ブランド間の垣根がなくなっていることから、原点の店名に統一することにしたという。ロゴマークも一新する。ただ、北陸自動車道パーキングエリア内の「オレボステーション」3店舗や、土産店である福井市のハピリン内「福人喜」は変更しない。

 新型コロナウイルス禍で夜間の人流が減り、電気料金も高騰しているとして、福井市内ロードサイド4店舗で続けていた24時間営業を、11月から午前7時~午後11時の営業へ変更。経営資源を集中させ、テイクアウト機能を強化。作り置きからオーダー調理への移行を進め、食品ロスや値引き販売の削減に取り組む。

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