ローマが『Riyadh Season』とメインスポンサー契約締結…2年契約で総額40億円程度の契約に

[写真:Getty Images]

ローマは4日、世界有数のエンターテイメントイベント『Riyadh Season』とのメインスポンサー契約締結を発表した。
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イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、両者の契約は2年間となり、ローマは総額2500万ユーロ(約39億1000万円)程度のスポンサー料を受け取ることになるようだ。

リヤド・シーズンは、サウジアラビアが主催する毎年恒例のエンターテイメントとスポーツの祭典で、2019年からリヤドで10月から3月までの期間に開催されている大規模なサウジ・シーズンズ・イニシアチブの一環。同イベントでは何千ものコンサート、展示会、食事体験、その他のユニークなエンターテインメント・イベントが観光客に提供される。

サウジアラビア総合娯楽庁長官トゥルキ・アラルシク氏は、「黄色と赤のユニフォームはユニークで、世界中でASローマの代名詞となっており、リヤド・シーズンがそのような象徴的なユニフォームと結びつくことを誇りに思う」と、今回のメインスポンサー契約締結に際してコメントしている。

一方、ローマの最高経営責任者(CEO)兼ゼネラルマネージャーのリナ・ソウルコウ氏は「リヤド・シーズンをASローマの新たなメインパートナーとして迎えることに興奮しています」とコメント。

「リヤド・シーズンは、スポーツを中心とした世界最大の冬のエンターテイメント・イベントの一つです。私たちのパートナーシップは、ASローマがサウジアラビアのフットボールの将来にとって戦略的に重要な世界的ブランドとして認められることを意味します」

「この市場はフットボールの世界にとってますます重要になっており、私たちのコラボレーションは多くの興味深いユニークな機会を生み出すと信じています。まず第一に、私たちはそこで親善試合を行い、この国のフットボールに対する情熱を直接体験することを楽しみにしています」

なお、このフェスティバル期間に、サウジアラビアで親善試合を2試合行うことで合意。さらに、今回の契約を機に同地域にローマ・ストアを数店舗オープンさせ、ジャッロロッシの世界的ブランドをさらに拡大する予定だという。

また、欧州サッカー(UEFA)の正式な承認を待って、ローマはリヤド・シーズンのロゴを、5日に開催されるヨーロッパリーグのセルベット戦で使用する考えだという。

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