【カラビナハッカソン奈良】テーマは「奈良クラブ」の試合で使えるもの 学生たちがアプリを開発!

【カラビナハッカソン奈良】テーマは「奈良クラブ」の試合で使えるもの 学生たちがアプリを開発!

カラビナテクノロジー株式会社主催。
奈良クラブや株式会社MJEなどと連携して「ハッカソン」合宿が行われた。

「ハッカソン」とは?

「ハッカソン」とは技術やプログラムに興味を持つ者が集まり、短時間(1日または数日以内)で集中的にソフトウェアの共同開発などを楽しむイベントのことである。

今回は学生たちを招き入れ、奈良市にある「遊山ゲストハウス」にて1泊2日で行われた。

奈良市が盛り上がるようなアイデアを出し合い、参加した学生に楽しんでもらいながら、技術の向上、そして奈良で働きたいと思ってもらうために開催された。

奈良市にある「遊山ゲストハウス」に1泊2日、プロのエンジニアの支援(カラビナ写真)を元に奈良クラブの試合で「一緒に盛り上がる」ためのアプリを作るのが今回の課題。

発表会では各チーム考え出したアイデアとアプリの内容を発表した。

チームは各3~4人組で5チームが参加。

2日間で作られたアプリは
・試合観戦中にダンスをするとカロリー消費が分かると同時に、同じようなカロリーを消費している選手が表示されるアプリ。
・Youtubeで世界と奈良クラブをつなぐアプリ。
・試合会場で選手の動きや名前、位置などの情報をリアルタイムで確認できるアプリなど
様々なアイデアが詰まったアプリが開発された。

また、奈良クラブ年間パスポートの「鹿パス」をより多く販売するためのアイデアや奈良クラブサポーターズガイドなど、多くの意見を発表した。

奈良市、奈良クラブ、株式会社MJEなど奈良を代表する団体や企業が協力して開催された「カラビナハッカソン奈良」。

発表会の様子はオンライン配信で様々な方たちが発表を視聴。

また、奈良クラブの選手が来場し、挨拶と記念撮影も行われた。

参加された学生にお話を聞いた。
「1日目の集合時間に初めて集まった学生とチームになり、早速アイデアを出し合いながら開発を進めました。夜中4時まで話し合ったチームもあり、発表まで真剣に取り組みましたね。」
とのこと。

学生をしながら、コーヒーショップを営んでる杉田さんは奈良県外から参加。

発表会後の懇親会で淹れたてのコーヒーを全員に振る舞った。

みんなで美味しいコーヒーを飲みながら楽しい時間を過ごした様子が印象に残った。

様々な分野で活躍されている学生が参加することで、今後の繋がりができることは素晴らしい。

また、高校生の参加者も。
参加した小林さんは「勉強したものをアウトプットしていきたい。将来のことも考えながら、今後もこのような会に参加して活躍していきたい」と話してくれた。

また、「最優秀賞」を獲得したチームは、森川靖仁さん、米倉未樹さん、藤田駿さん(1名発表会参加できず欠席)
「今まで数十回ハッカソンに参加したが、最優秀賞は初めて。複数人で取り組むことの難しさや楽しさがあった。」

もらった賞金について聞いてみると
「まさかもらえるとは思っていなかったのですごくうれしい。3人で分けるので、これから考えます」
と喜びを噛みしめながら想いを語った。

運営の高橋さんからのメッセージ。
「弊社だけでなく、学生団体と共催したことにより、より学生目線での開発合宿ハッカソン実施ができました。また、奈良クラブ、奈良市、奈良高専と連携させてもらったことで、多くの学生が奈良を盛り上げたいと集まってくれ無事成功しました。これも全て、関わってくれた学生の皆様、またご協力していただいた奈良のすべての皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。」

ハッカソンは今回で3回目。合宿は初めてだったが、どんどん人が集まってきているとのこと。
今後、奈良で暮らす学生たちの熱い想いで、県内を盛り上げていってもらいたい。

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