路上にたたずむ幼児「すごく心配に」 迷子の2歳児保護に協力の女性に感謝状

感謝状を受け取る三原さん(京田辺市・田辺署)

 迷子の保護に協力したとして、京都府警田辺署は京都府城陽市の教諭三原静香さん(35)に感謝状を贈った。

 三原さんは9月6日午後5時半ごろ、家族と車で出かけた際に京都府京田辺市大住の道路上で、1人でたたずむ男児(2)を見つけた。一度は通り過ぎたが気になり、すぐに引き返した。男児に声をかけて110番した。男児は近くの公園で兄弟と遊んでいたが、はぐれて迷子になったという。

 同署であった贈呈式で、三原さんは長男の凪翔ちゃん(1)と一緒に平山有一署長から感謝状を受け取った。「息子と一緒ぐらいの年齢ですごく心配になった。勇気を出して声をかけてよかった」と笑顔を見せた。

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