富士山が初冠雪 平年より3日遅く観測 甲府地方気象台が発表 静岡県側も雪化粧した姿に

10月5日、甲府地方気象台は富士山の初冠雪を発表しました。平年より3日遅く、2022年より5日遅い観測です。

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富士山の周辺では、3日の夜遅くから雨が降り、山頂では雪となりました。

4日は雲がかかり、富士山が見えませんでしたが、5日は朝から雲が多いながらも晴れ間があり、2023年シーズンで初めて、白く雪化粧した姿を見せてくれました。

上空のヘリコプターからも、うっすら雪をかぶった富士山の姿が確認できました。

また、静岡市の日本平からも、清水港越しに富士山を見ることができました。

日本付近に北から流れ込んできた冷たい空気の影響で、富士山の山頂では、4日午前1時20分に氷点下1.6℃まで気温が下がっていました。

富士山の初冠雪は、気象台の職員が目視で観測していて、現在は、山梨県にある甲府地方気象台のみが発表しています。

以前は、静岡県の三島測候所や山梨県の河口湖測候所でも観測していましたが、2003年に無人化され、観測を終えています。

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