熱海土石流災害の発生から2年3か月 被災者が黙とう 復興願い伊豆山港に「カフェ」オープン=静岡

熱海土石流災害発生から2年3か月を迎えた月命日の10月3日、警戒区域が解除された被災地では被災者らが黙とうを捧げました。

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また、土砂が流れ込んで被災した伊豆山港では、この日に合わせ復興を願うカフェがオープンしました。

警戒区域が解除された静岡県熱海市伊豆山の被災地では、午前10時半、被災者らが自宅の前で黙とうをささげたほか、自宅の修繕をする人の姿がありました。

警戒区域解除後に自宅に帰還できた人は、9月末(まつ)時点で6世帯12人となっています。

<太田滋さん>
「家があるのに戻らないと判断されている方をどうつなぎ留めるか。どうすれば戻れるのかを行政と考えていきたい」

土石流災害で大きな被害を受けた伊豆山港に3日、新しいカフェ「走り湯カフェTinyAvalon(タイニー・アバロン)」がオープンしました。

メニューは、地元の野菜をふんだんに使った角煮カレーのほか、近くの海で獲れたしらすのパスタなど、地元食材を多く取り入れました。

<客>
「ダイビングしてお腹減るのでおいしい」

オープン初日の3日は、ダイビングを終えたお客さんなどでにぎわいました。

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