日本製鉄釜石シーウェイブス、新加入6選手発表 チーム名変更

新チーム名で飛躍を期す釜石SWの桜庭吉彦GM(左)と新加入選手ら=釜石市球技場

 ラグビーNTTリーグワン2部の日本製鉄釜石シーウェイブス(SW)は4日、釜石市内で定例記者会見を開き、元日本代表のWTBヘンリー・ジェイミー(33)ら新加入選手6人を発表した。チーム名の変更についても説明し、桜庭吉彦ゼネラルマネジャー(GM)は「メインスポンサーである日本製鉄の立ち位置を明確にし、チーム力の向上や支援の継続・強化といったメッセージが込められている」との認識を示した。

 坂下功正総監督や須田康夫ヘッドコーチらが出席。新加入選手はFW4人とバックス2人。いずれも日本製鉄所属のプロ選手で、現在の在籍選手46人のうち約半数がプロ選手となる見込み。アシスタントコーチには、2016年に日本代表ディフェンスコーチを務めたネイサン・メイジャーが就任する。

 2日からチーム名に「日本製鉄」が加わり、01年のクラブ化で企業名を冠から外して以来の復活となった。昨季終了後の6月ごろから双方で協議してきたといい、桜庭GMは「私たちはもっと強くなって地域を元気にしたい。支援のあり方としては選手の補強や手狭になってきたクラブハウスの環境整備などを検討している」と説明した。

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