LRTの宇都宮駅西側への延伸で"にぎわい"の創出を 宇都宮商工会議所が宇都宮市の佐藤市長に要望書

 宇都宮商工会議所は4日、宇都宮市の佐藤栄一市長にLRTのJR宇都宮駅から西側への延伸など新年度の予算化について要望書を提出しました。

 4日、宇都宮商工会議所の藤井昌一会頭が宇都宮市役所を訪れ、佐藤市長に17項目を盛り込んだ要望書を手渡しました。

 LRTの西側への整備区間は、JR宇都宮駅から県教育会館付近までの約5キロで、2030年代前半の開業を目指しています。

 要望書では西側延伸の整備について「東武鉄道や路線バスとの円滑な接続による訪れる人、住んでいる人がともに使いやすさを感じる交通ネットワークの構築」と「JR宇都宮駅周辺と東武宇都宮駅周辺におけるまちづくりビジョンの実現に向けた民間開発の実現」を求めています。

 JR宇都宮駅を起点とした東西のバランスある発展と、LRTを軸とした公共交通ネットワークの再編で、にぎわいの創出を図りたい考えです。

 JR宇都宮駅の西口ではすでに再開発が始まっていて、宇都宮商工会議所は早期に西側延伸が実現することで、地域のさらなる活性化を期待しています。

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