品川区 「見守りおむつ定期便」孤立解消へ 0歳児家庭を定期訪問

品川区が10月4日、新たな子育て支援策を発表しました。それが「見守りおむつ定期便」です。

11月から導入されるこの支援は保健師や、子育て経験者で研修を受けた支援員が、0歳児がいる家庭に対し、紙おむつ・おしり拭きミルクなど希望する育児用品を持って定期的に訪問を行なうものです。

所得制限は設けず、全家庭に3000円相当の育児用品を支給し、頻度としては生後1カ月から月1回程度、最大12回実施する予定だということです。

この取り組みは、定期的に支援員が訪問することで、育児に対する不安や外出しづらいことから生まれる孤立感を解消させる狙いです。

品川区の森沢区長は今回の見守り支援について、「家庭に訪問した際、育児に関する相談を受け、必要があれば具体的な支援へ繋げていきたい」と話しています。

見守りおむつ定期便は、10月中旬に対象家族へ案内が送られ、11月から始まる予定です。

© TOKYO MX