鹿沼秋まつり 7、8日、5年ぶり開催 彫刻屋台26台登場

「当番町」となった蓬莱町の彫刻屋台

 【鹿沼】7、8の両日、5年ぶりに行われる「鹿沼秋まつり」は従前と同様の規模で行われる。核となる「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」では、氏子町内の彫刻屋台計26台が登場する。

 7日は同神社例大祭の「付け祭り」として、午後0時半から一番町の蓬莱町を先頭に屋台を次々と境内に引き入れる「繰り込み」、境内から引き出す「繰り出し」を行う。午後6時半から市内7カ所でおはやしの競演「ぶっつけ」が行われ、町じゅうがにぎわう。

 8日は午前9時に氏子らが武士などの姿で同神社を出発し、当番組「下組」の9カ所の会所を回る「御巡幸」を実施する。

 午前10時からは「市民まつり」として市内3カ所で市民によるダンスなどのスポット演技、午後2時から組ごとに屋台を引いて市中心部を回る「屋台揃(そろ)い曳(び)き」、午後5時半から屋台を方向転換させる伝統技術「きりん」の一斉披露や「ぶっつけ」が行われる。

 両日とも市コミュニティーバス(リーバス)を全線・全便無料にするほか、茂呂の市花木センターの駐車場を無料開放し、同所から無料シャトルバスも運行する。(問)同まつり実行委員会事務局0289.63.2188。

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