デビュー戦で即ゴール!今夏に浦和加入のエカニット・パンヤ「1つ1つ解決していくのが僕の仕事」

浦和でのデビューを果たし、ゴールも決めたエカニット・パンヤ[写真:Getty Images]

浦和レッズのタイ代表MFエカニット・パンヤが、デビュー戦で即結果を残した。
【動画】浦和デビュー戦をゴールで彩るエカニット・パンヤ

エカニットはタイのムアントン・ユナイテッドから7月に浦和へ期限付き移籍で加入。タイ・リーグ1では110試合に出場し、16ゴール18アシストと数字を残してきた。

4日に埼玉スタジアム2○○2で行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24のグループJ第2節ハノイFC(ベトナム)戦でベンチ入りすると、5-0と大きくリードして迎えた73分に髙橋利樹に代わってピッチへ。浦和でのデビューを果たした。

トップ下に位置した23歳のアタッカーはさらに85分、大畑歩夢のシュートをGKが弾いたこぼれ球を蹴り込み、いきなりの加入後初ゴールもマーク。ダメ押しの6点目を奪った。

「流れの中でこぼれてくるかもしれないという意識は頭の中であったので、ボールが来た時には無心で足を振りました。冷静に決められたと思います」

「ブック(エカニットの愛称)がデビューして初得点を記録したことも、今後を考えると明るいニュース」とは、試合後のマチェイ・スコルジャ監督の談。戦術面では「わからない部分もある」としながらも、エカニットはJリーグでのデビューも見据え、「日々の練習を心がけて一生懸命やっていきたいです」と、さらなる向上心を覗かせた。

「チームの動きの中ではまだわからない部分もあるので、そこは日々の練習で1つ1つ解決していくのが僕の仕事かなと思います」

「浦和の中でもトップ下はポジション争いがすごく激しいと思います、中盤の選手も多いですし。チームの戦術の理解度は、わかっているつもりでも、わからない部分もあるので、そこは徐々に合わせていき、なるべく自分らしいプレーをできるように、日々の練習を心がけて一生懸命やっていきたいです」

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