G7、AI開発者に犯罪対策要求で調整

 先進7カ国(G7)が、人工知能(AI)の犯罪目的の利用防止に向け、開発者の自発的な取り組みを促す方向で調整に入ったことが5日、分かった。検討を進める国際ルールの骨格に盛り込む。文章や映像を自動生成するAIが偽情報拡散などに使われ悪影響が出るのを防ぐには、開発事業者が自ら対策を手がけるよう求める必要があると判断した。

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