J1出場停止中も…浦和ホセ・カンテ、ACLで先制点導き自らもゴール!「今日プレーすることは大切だった」

ゴール後にショルツと抱き合って喜びホセ・カンテ[写真:Getty Images]

浦和レッズのFWホセ・カンテが、ハノイFC(ベトナム)戦後の会見に登壇。試合内容や結果を好意的に捉えた。
【動画】ホセ・カンテ、PKストップされるもしっかり決め切る!

浦和は4日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24のグループJ第2節で埼玉スタジアム2○○2にハノイを迎え、6-0で勝利を収めた。

9分にセットプレーから試合を動かすと、19分にはアレクサンダー・ショルツのPKでリードを広げ、37分には髙橋利樹が追加点を奪取。後半に入っても関根貴大、ホセ・カンテが得点を重ね、この試合で浦和デビューを飾ったエカニット・パンヤにもゴールが生まれた。

ホセ・カンテは9月24日に行われた明治安田生命J1リーグ第28節ガンバ大阪戦で退場処分を受けたため、同月29日の第29節横浜FC戦に続いて10月20日の第30節柏レイソル戦にも出場できない。

そのため、試合勘や状態維持のためにも、リーグ間のACLへ出場することは重要だったと語った。

「次のリーグの試合にも出られないので、今日の試合でプレーすることはとても大切でした。この試合をプレーすることによってコンディションを維持することもできますし、他の選手とのプレーの部分でのつながりも発揮することができたので、今日の試合でプレーできてとても良かったと思います」

今季は好機を幾度創出しながらも、ゴール数が比例しないゲームが多々あったが、ハノイ戦では終盤まで攻撃の姿勢を貫き、大量6得点。記録上はオウンゴールだが、先制点もCKからのホセ・カンテのシュートが導いたもの。

マチェイ・スコルジャ監督が「今日の試合の結果、そして得点を嬉しく思います」と述べたのと同じく、ホセ・カンテもゴール数、そして様々な形から得点できた点を評価した。

「監督が言ったように、いい内容でプレーできた試合でしたし、ゴールに対してハングリーな姿も見せることができました。少し苦しんだ時間帯もありましたが、ここ最近の試合の『チャンスは作るものの点が取れなかった』というのとは違って、今日は決めることができまし、セットプレーからもいくつか点が取れたのはチームにとって大きいです。ですので、僕自身も監督と同じように、今後に関して物事をポジティブに捉えていいと思っています」

© 株式会社シーソーゲーム