トヨタ自動車子会社のトヨタ車体(愛知県刈谷市)は5日、世界一過酷とされる自動車競技「ダカール・ラリー2024 サウジアラビア」の参戦発表会を同県豊田市で開いた。トヨタ車体が開発、生産するスポーツタイプ多目的車(SUV)「ランドクルーザー300」シリーズをベースにしたラリー仕様車2台を投入し、市販車部門で11連覇を狙う。
来年1月5日にサウジ西海岸の都市アル・ウラをスタート。砂丘地帯などを通って東部に向かった後、再び西部に戻り、19日に都市ヤンブーでゴールを迎える。トヨタ車体の前身チームが初参戦して以来、通算30回目の参戦となる。