わんこそば世界大会を初開催 参加者4割、海外にルーツ

「わんこそば世界大会」でそばを食べる参加者ら=1日午後、盛岡市

 米紙ニューヨーク・タイムズに紹介され、注目が集まる岩手県名物「わんこそば」の魅力を発信しようと、岩手県は1日、初の「わんこそば世界大会」を盛岡市の盛岡城跡公園で開催した。参加者約80人のうち4割が米国や中国、タイなど海外の7カ国・地域にルーツのある人たち。必死にそばをかき込み、空のおわんが積み上げられていくと、会場は歓声で沸いた。

 子どもの部は2人一組11チーム、一般は3人一組19チーム。1人2分間で食べた数の合計を競い合った。

 盛岡市の小学校に通うモンゴル出身の小学6年オオルホン・スレデ君は24杯を食し「おいしかった」と満足げ。同じモンゴル出身の友達と準優勝を勝ち取った。

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