デ ゼルビ監督、ガットゥーゾ監督と衝突した過去を語る

写真:ガットゥーゾ監督との意外な過去を明かしたデ ゼルビ監督

ブライトンのロベルト・デ ゼルビ監督が、マルセイユを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督との“再会”について語った。

ブライトンとマルセイユは10月5日、マルセイユの本拠地ヴェロドロームにおいて、UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第2節の試合を行う。そしてデ ゼルビ監督とガットゥーゾ監督はともにイタリア人で、2015-16シーズンにはデ ゼルビ監督がフォッジャ、ガットゥーゾ監督がピサと、ともにセリエCのクラブでしのぎを削ったことがある。

両クラブは2016年6月、セリエB昇格プレーオフの決勝で相まみえた際には興奮した観客から投げ込まれたものがガットゥーゾ監督の頭部を直撃し、デ ゼルビ監督とガットゥーゾ監督が激しく口論。その後、多くの観客がピッチに乱入して試合が中断するという場面もあった。

今回の試合でも6万7000人収容のスタジアムが満席となることが濃厚で、当時と同様に熱狂的な雰囲気になる可能性もあるが、デ ゼルビ監督はこの試合のことを振り返りつつ、ガットゥーゾ監督との関係について次のように語った。

「彼との間には何の問題もない。私たちは情熱とともにこの仕事に生きている。私は彼のことを非常に尊敬している。彼はピサの後、ミランやナポリなどでも顕著な働きを見せた。私たちは性格や情熱の面で非常に似通っていると思うので、明日は2016年以上にいい試合になると思う」

そしてマルセイユ戦に向けては、次のように意気込みを語った。

「私は自分のチームのことを信じている。より良い戦いを演じてくれると信じている。アストンヴィラ戦(プレミアリーグ第7節、1-6で敗北)の結果はとても重要なものだ。なぜなら、私は選手たちのクオリティーを十分に承知しているからであり、最善の方法で反応していかなければならないからだ。結果がどうなるかはここでは言わないが、これからシーズン終了までに見せるチームとしての姿勢や情熱は、今までとは全く違うものになるだろう」

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