CLランス戦で負傷交代のサカ、プレミアリーグ連続出場がストップか

写真:今季の公式戦で5ゴールを記録しているサカ。シティ戦で欠くとなると影響は大きい

10月3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節ランス戦で、アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカが負傷交代するアクシデントに見舞われた。

サカはこの試合に先発出場し、14分には高い位置でのパスカットからガブリエウ・ジェズスの先制ゴールをアシストしたが、その後、筋肉系のトラブルに見舞われて34分に途中交代を余儀なくされた。チームのあらゆる攻撃に絡むサカを失った影響は大きく、アーセナルはその後、チーム全体のテンポとエネルギーが著しく低下。2点を失いランスに逆転負けを喫した。

チームは今週末、プレミアリーグ第8節でマンチェスター・シティとの大一番を控えているが、サカはこの試合への出場も危ぶまれる状況に陥っている。

イギリス『BBC』電子版はランス戦後、サカの状態について聞かれたミケル・アルテタ監督のコメントを紹介している。

「プレーを続けるのが不可能なほど大きなケガだった。それ以上のことは分からないが、非常に心配している」

サカはプレミアリーグ第7節ボーンマス戦でも打撲により途中交代しているが、アルテタ監督はそれとの関連性は否定した。

「あの打撲は今日とは別の日に受けたもので、今回のケガとは全く関係ない。彼は全く問題がなかった。(今回のケガは)バックヒールによるものだ。あのようなケガを引き起こす可能性のある動きだ。バックヒールを試みて、筋肉に違和感を覚えた。プレーを続けると不快感があったようなので交代させることになった」

サカは現在、プレミアリーグで87試合連続先発出場を飾っているが、今回のケガでその記録が途切れる可能性もある。アルテタ監督は「ケガの程度がどの程度のものなのか見ていきたい」と懸念を示した。

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