LRT宇都宮芳賀ライトレール線 グッドデザイン特別賞受賞 まちづくりも含め高評価

次世代型路面電車(LRT)

 宇都宮市は5日、日本デザイン振興会が主催する本年度の「グッドデザイン賞」で、次世代型路面電車(LRT)の宇都宮芳賀ライトレール線が特別賞の「グッドフォーカス賞」を受賞したと発表した。

 同フォーカス賞のうち地域社会デザイン分野の日本商工会議所会頭賞で、地域社会の持続的発展や経済活性化に特に寄与すると認められる事業に贈られる。受賞者は市と芳賀町、運行会社の宇都宮ライトレール。

 「雷都」をコンセプトに、車両デザインだけでなく持続可能な都市に向けたまちづくりも含め、地域の暮らしをデザインする取り組みとして高く評価された。

 佐藤栄一(さとうえいいち)市長は「多くの皆さまと創り上げてきたLRT事業が高く評価され、うれしい。(LRTを)フル活用して効果を最大限に発揮させたい」とコメントした。表彰式は25日に行われる予定。

© 株式会社下野新聞社