シニアのディスコイベント4年ぶり復活へ!「気持ちもアガるし!体もアガる!」【長野市】

長野市で4年ぶりに復活するディスコイベントです。練習にお邪魔したのですか、シニアの皆さん、すでに大フィーバーでした。

ディスコ。
それは「レコードなどの音楽に合わせてリズミカルでテンポの速い踊りを楽しむ店」。
信州にも、ありました。こちらは1992年の長野市。いまの若者が「クラブ」を楽しむのと同じで、かつての若者もダンスに興じていました。

(Qいまも若いと思いますが、若かりし頃はディスコに行っていましたか?)
■女性(79)
「その時はね、そうそう、その時はもう。すごく楽しかった」

(Q昔はディスコに行っていました?)
■女性(68)
「そういう時代でした!」

そして、4年前。

「ジン!ジン!ジンギスカーン!」

長野市芸術館に往年のディスコが再現されたイベント「ダンシングナイト」。200人を超すシニア世代が参加し、青春時代にタイムスリップしたかのような盛り上がりを見せました。このイベントが、コロナ禍を経て4年ぶりに復活します!

5日。60代~80代のおよそ50人が練習に励んでいました。女性が多いですが、男性だって!

■参加者(70)
「大学生の頃ですけど、ディスコに東京で行っていたから懐かしくて。病も持っていて、けがもしているんですけど、リハビリだと思ってやっているんですけど」

長野市では、4年前から福祉事業として「ディスコダンス講座」を設けています。最大の目的はフレイル予防です。

■講師・塚田まゆりさん
「日常生活の運動って全部、手が下。音楽の助けを借りて何か知らないけどずーっと手を上げている時間が1時間。それ、すーごっい皆さんの体にとって良いこと」

こちらの女性は、参加者で最高齢!84歳です。

■参加者(84)
「寝たきり老人にならないだけが目的。だから週3回ジムに行って、こういうのに時々行って。ジムだけだと嫌になるけど、すごく楽しい」

たしかに、皆さんとにかく楽しそう!マスク越しでも笑顔なのが分かります。

■参加者(79)
「これからまだまだ!まだまだです!」

ダンスが苦手なアナウンサーが踊ってみても…

「楽しいですね」

■参加者
「楽しいですよ」

思わず、笑顔になりました。

■講師・塚田まゆりさん
「気持ちもアガるし!体もアガるし!仲間の笑顔を見ながらシニアだけれど若くなって帰るというところが、すごく良いところだと思います」

「ダンシングナイト」は長野市在住の概ね60歳およそ300人が対象で、来月22日、長野市芸術館で開催されます。

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