知事“給与返上条例案”総務委員会の採決持ち越し 静岡県議会 5日

知事の給与返上に必要な条例案めぐり、静岡県議会総務委員会は4日の「集中審査」に続き、5日も、委員による非公開の協議を行いましたが、結論は出ず、採決は6日に持ち越されました。

午前10時半から始まった県議会の総務委員会。4日、給与返上に必要な条例案をめぐり川勝知事が出席した「集中審査」に関わる協議が非公開で行われました。関係者によりますと、給与返上を容認する意見や「疑義がある以上、採決をするべきではない」などの意見が出たといいます。

(県議会総務委員会 西原 明美 委員長)

「今回は意見をもらっただけ、この後、採決にあたってどうするのかは、それぞれの考えの中でやっていくことになる」

総務委員会は、午後3時半まで行われ、9月補正予算案の審査などが行われましたが、知事の給与返上に必要な条例案の委員会採決は6日に持ち越されました。条例案は可決する公算が大きくなっていますが、自民党会派は「付帯決議」をつける方向で調整を続けているということです。

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