障害者を虐待した施設への改善指示通知など公文書20件を紛失 誤って廃棄か 知事が再発防止徹底を指示

三重県庁で公文書20件を紛失したことがわかりました。

紛失したのは、三重県障がい福祉課で保存していた公文書で、障害者を虐待した施設への改善指示の通知など20件にのぼります。

これらの公文書には施設の利用者や職員の氏名、年齢などの個人情報が記載されていたとみられます。

公文書は、保存期間が5年延長され10年になっているにも関わらず、誤って5年で廃棄した可能性が高いということです。

三重県ではことし4月から、公文書の紛失や個人情報漏洩の疑いがある事案が相次いで発覚していて、一見勝之知事は5日、幹部を集めた臨時の会議を開き、原因究明をしたうえで再発防止を徹底するよう各部局に指示しました。

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