「シリアで勤務の女性医師」に580万円だまし取られた 滋賀の58歳男性

滋賀県警守山署

 滋賀県警守山署は5日、守山市内の会社員男性(58)が、交流サイト(SNS)を通じて知り合った人物に580万円をだまし取られたと発表した。同署は詐欺事件として調べている。

 同署によると、男性はシリアで勤務する女性医師を名乗る人物に「100万ドル相当のゴールドを持っているが治安が悪いため預かってほしい」と持ちかけられ、受け取りにかかる費用や保険料などの名目で、今年4月下旬から8月末にかけ複数回、指定された口座に入金したという。

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