アイルランド代表通算102キャップのマクレーンが代表引退…11月に引退試合を実施

[写真:Getty Images]

レクサムに所属するアイルランド代表MFジェームズ・マクレーン(34)が代表引退を発表した。

9月のインターナショナルマッチウィークでは2試合に出場し、同月7日のフランス代表戦では代表通算100試合出場という偉業を達成していたマクレーン。

5日に発表された今月のインターナショナルマッチウィークのアイルランド代表メンバーから外れたマクレーンは、同日に自身の公式SNSを通じて代表引退を電撃的に発表した。

「2012年2月20日に僕は初めて代表招集を受けた。正直なところ、その時の気持ちをうまく表現できる言葉は見当たらないよ」

「それ以来、僕は102キャップ、11ゴール、そして2度の欧州選手権に出場した。そして、11年経った今。正直言って、この時が来るとは思ってもみなかったが、2023年シーズン限りでの代表引退を発表することになった」

「スティーブン・ケニー監督とも話したが、11月21日にアビバ・スタジアムで行われるニュージーランド戦との国際親善試合が、僕が選手として緑のジャージーを着る最後の機会となり、世界最高のファンに別れを告げる機会となる」

「名誉ある緑のジャージーを身にまとい、アビバ・スタジアムをはじめとするサッカーのピッチに立ち、偉大な祖国を代表し、同胞たちとともに戦いに赴く覚悟でAmhrán na bhFiannを歌う。ジャージ、ファン、そして国を誇りに思うために、自分のすべてを捧げた。そのことが伝わったと思う」

「アイルランド代表として来年以降プレーできないのは心苦しいが、今が悔いなく身を引くには今が適切な時期だと思うし自分自身、そしてすべての若いアイルランド人サッカー選手の夢を叶え、誇りを持ってこの国を代表することができた」

「チャンスを与えてくれたジョバンニ、マーティン、ミック、スティーブンら監督たち、チームメイトたち、コーチングスタッフからホテルでお世話になったスタッフたち、アイルランドのファンの皆さん、そして最後に、子供たちと一緒に家での生活を支えてくれた妻のエリンに感謝の気持ちを伝えたい」

「アイルランドの皆さん、本当にありがとう」

世代別代表の経験がなかったマクレーンは、2012年2月に行われた国際親善試合のチェコ戦で代表デビュー。以降は11年間の代表キャリアを通じて102試合に出場し、11ゴールを記録。2012年と2016年の2度のユーロという大舞台でもプレーしていた。

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