北日本で暴風、高波警戒 低気圧と強い寒気影響

気象庁の庁舎

 気象庁は6日、北日本では低気圧や強い寒気の影響で、大気が不安定になるとして、暴風や高波に警戒するよう呼びかけた。土砂災害や河川の増水、高潮、海上の大しけにも注意が必要だ。

 気象庁によると、日本の東では前線を伴う発達した低気圧が北上し、日本海北部からは別の低気圧が南に移動している。北日本では、上空約5500メートルに氷点下21度以下の寒気が入り、大気が不安定となる。

 6日の予想最大風速(最大瞬間風速)は北海道25メートル(35メートル)、東北23メートル(35メートル)。波の高さは北海道7メートル、東北6メートル。

© 一般社団法人共同通信社