【EL日本人選手】守田先発のアタランタに惜敗…堂安途中出場のフライブルクはウェストハムに敗戦

[写真:Getty Images]

ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節が5日に各地で行われた。

今シーズンのグループステージには、ブライトンのMF三笘薫、リバプールのMF遠藤航、フライブルクのMF堂安律、スポルティングCPのMF守田英正、ユニオン・サン=ジロワーズのDF町田浩樹、セルヴェットのDF常本佳吾ら6人の日本人選手がプレーする。

今回の第2節では、三笘や遠藤、守田、町田、常本が先発出場。堂安が途中出場となった。

守田が先発したスポルティングCPは、ホームでアタランタと対戦。立ち上がりからアタランタに押し込まれる展開が続いたスポルティングCPは、33分に失点。コープマイネルスのパスでボックス右深くまで駆け上がったザッパコスタの折り返しをスカルヴィーニに流し込まれた。

先制を許したスポルティングCPは、42分にもルックマンのスルーパスからルッジェーリに左サイドを抜け出されるとボックス左からシュートを許す。一度はGKアダンがブロックしたが、こぼれ球を再びルッジェーリが押し込まれた。

迎えた後半、ハーフタイムに3枚替えを敢行したスポルティングCPは52分に決定機。敵陣中盤でFKを獲得すると、右サイドに展開したボールを受けたエドワーズのクロスをイナシオをヘディングで合わせたが、これはゴール左に外れた。

その後は拮抗した展開が続く。それでもスポルティングCPは72分、ボックス左深くからレイスがシュートを放つと、相手GKが弾いたこぼれ球をボックス内で拾ったディオマンデが素早くシュート。相手DFにディフレクトしたボールは枠の上に外れたが、VARの末にブロックしたスカルヴィーニの手に当たっていたとしてスポルティングCPがPKを獲得。これをギョケレシュが確実に決めた。

1点を返し手勢いづくスポルティングCPは、77分にカタモのパスに抜け出したエドワーズがボックス左からシュートを放ったが、これはGKムッソが好セーブ。さらに78分には、エドワーズのパスからボックス中央左に抜け出したカタモが決定機を迎えたが、シュートは左ポストに弾かれた。

終盤にかけては一進一退の展開が続いたが、最後までスコアは動かず。アタランタに逃げ切りを許したスポルティングCPが1-2で敗戦した。

また、堂安がベンチスタートとなったフライブルクは、ホームでウェストハムと対戦。フライブルクは開始早々の8分に右サイドを持ち上がったボーウェンのクロスからパケタにヘディングシュートを叩き込まれた。

先制を許したフライブルクは、14分にも自陣中盤でのボールロストからカウンターを受けると、ボックス内まで侵入したフォルナルスのパスからパケタにゴールネットを揺らされたが、これはオフサイドの判定で難を逃れた。

迎えた後半、1点を追うフライブルクはギンターを下げて堂安を投入。すると49分、右サイドからカットインした堂安がゴール前へパスを供給すると、ボックスライン付近のR・サライが巧みなターンで相手DFを振り切ってシュート。GKファビアンスキが弾いたボールをキューブラーが詰めたが、再び相手GKに弾かれると、これを最後はゴール前のR・サライがゴールに叩き込んだ。

幸先良く試合を振り出しに戻したフライブルクだったが、66分に再びリードを許す。ウォード=プラウズの左CKをアゲルトがヘディングで叩き込み、ウェストハムが勝ち越しに成功した。

結局、これが決勝点となりフライブルクは1-2で敗戦した。

そのほか、三笘がフル出場したブライトンは、アウェイでマルセイユと対戦し2-2のドロー。遠藤と町田が先発したリバプールvsサン=ジロワーズは、2-0でリバプールが勝利。常本がベンチスタートとなったセルヴェットは、アウェイでローマと対戦し0-4で敗戦した。

★三笘薫[ブライトン]
マルセイユ 2-2 ブライトン
◆フル出場

★遠藤航[リバプール]
リバプール 2-0 サン=ジロワーズ
◆前半のみプレー

★堂安律[フライブルク]
フライブルク 1-2 ウェストハム
◆後半からプレー

★守田英正[スポルティングCP]
スポルティングCP 1-2 アタランタ
◆フル出場

★町田浩樹[サン=ジロワーズ]
リバプール 2-0 サン=ジロワーズ
◆フル出場

★常本佳吾[セルヴェット]
ローマ 4-0 セルヴェット
◆フル出場

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