バスケットボール男子Bリーグの島田慎二チェアマンが4、5日、佐世保、長崎両市を訪れ、1部(B1)リーグ初戦を控えた長崎ヴェルカのクラブハウスや来年完成予定の新アリーナ建設現場(長崎県長崎市幸町)を視察した。最短2シーズンでB1昇格を果たしたヴェルカに「間違いなく数年で日本を代表するクラブになる」と期待を寄せた。
島田氏はB1千葉Jの社長などを経て2020年に3代目チェアマンに就任。今回は「ヴェルカが県のクラブとして応援されるようになるため、行政との連携に一役買いたい」と来崎した。
4日は練習を見学し「選手の集中が切れることなく緊張感がある。B1昇格チームは初年度に苦戦するが、ヴェルカは風を巻き起こしてくれると思う」と感想を述べた。5日は新アリーナ建設現場で進捗(しんちょく)状況を確認。アリーナやスタジアム、商業施設などが一つの“街”をつくっている点に触れ「いろんなアリーナを見てきたが、長崎は他と比べる必要がないスケール。夢が詰まっている」と絶賛した。
島田氏は5日、大石賢吾知事を表敬訪問した。
Bリーグ・島田チェアマン 長崎ヴェルカを視察 「間違いなく日本代表するクラブに」
- Published
- 2023/10/06 10:30 (JST)
- Updated
- 2023/10/06 11:20 (JST)
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