新型コロナ3週連続減 1医療機関当たり10人下回る インフルエンザは増加傾向 延べ11校で学級閉鎖など

 栃木県は5日、新型コロナウイルスの感染状況を発表し、10月1日までの1週間に報告された新たな感染者の数は1つの医療機関あたり8.96人になり3週連続で減少しています。

 県は県内6つの保健所の管内にある76の定点医療機関から1週間に報告のあった新型コロナウイルスの新たな感染者の数を毎週木曜日に発表しています。9月25日から今月1日までの1週間に報告された感染者の数は681人で、1つの医療機関あたりでは8.96人です。3週連続の減少で、1つの医療機関あたりの報告数が10人を下回ったのは7月17日の週以来です。

 年代別では、多い順に10代が134人、10歳未満が127人と若い人が多く続いて40代が78人、50代が70人となっています。

 クラスターは医療機関で3件、高齢者施設で1件障がい者施設で1件確認されました。

 一方、インフルエンザは9月25日から10月1日までの1週間に1つの医療機関あたり3.68人の報告がありました。前の週から増加し、依然として流行の目安とされる1を超えています。

 県教育委員会によりますと9月25日から29日までの5日間で県内の公立の小学校や中学校、それに高校の、のべ11校で学級閉鎖などの対応が取られました。

© 株式会社とちぎテレビ