持続可能な開発目指しSDGs推進企業が勉強会 宇都宮市

 国連が定める持続可能な開発目標・SDGsを推進している企業を対象に、SDGsの取り組みを企業価値の向上につなげる勉強会が26日、宇都宮市内で開かれました。

 栃木県はSDGsに取り組む県内の企業などが、企業価値の向上や競争力の強化を図るため、2020年からSDGsを推進する企業の登録制度を始め、現在、728の事業者が登録しています。

 この日は登録企業の取り組みを支援し、企業価値の向上を図ろうと初めて勉強会を開催し、登録事業者およそ15人が参加しました。

 勉強会では、三井住友海上火災保険経営サポートセンターの目黒ゆかりさんが講師を務め、「SDGsで持続可能な経営を」をテーマに講演しました。目黒さんは、SDGsの取り組みは企業にとって新たなビジネスチャンスにつながるとした上で、取り組み方として将来のビジョンを示すこと、それにSDGsに必要な体制の整備の、両面で進めていくことが必要と話しました。

 続いて3班に分かれて、ワークショップを行い、個人として興味のあるSDGs、業務を通じて取り組むSDGsなどについて、意見を交わしSDGsの取り組みについて理解を深めました。

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