広島県呉市安浦町の国道で、乗用車が対向車線を越えて住宅の塀に突っ込み、後部座席に乗っていた女性が死亡しました。
5日午後2時40分ごろ、呉市安浦町三津口の国道185号で、81歳の男性が運転していた車が対向車線を越えて住宅の塀に突っ込みました。
この事故で後部座席に乗っていた79歳の妻が、約3時間後に死亡しました。
運転していた夫(81)は、胸を強く打つなどしましたが命に別状はないということです。
現場は片側一車線の見通しのよい直線道路で、警察はブレーキ痕があるかどうかなど事故の原因を調べています。
2023年、広島県内で交通事故による死者は58人となり、2022年の同じ時期と比べ7人増えています。