広島市中区の旧市営基町駐車場の跡地などに建設が計画されている再開発ビルの工事が、来年秋にも始まることが分かりました。
再開発ビルは、旧市営基町駐車場の跡地と周辺に建設されるもので、高層棟と変電所棟、市営駐輪場棟の3棟で構成されています。
このうち高層棟は、地上31階・地下1階建て。上層階には、広島初進出となるラグジュアリーホテルを誘致する予定です。
中層階には、オフィス。また低層階には、移転する広島商工会議所が入るほか、MICE機能も設けられるということです。
ビルは来年秋にも着工。高層棟と変電所棟は2027年度、市営駐輪場棟は2029年度の完成を目指しています。再開発ビルの総事業費は、資材価格などの高騰から当初より約12億円増えて、472億6100万円。
また、このビルの建設に伴って、旧市営基町駐車場は来年1月上旬から、解体工事に着手する予定です。