今が旬の34歳...ムヒタリアンとインテルの契約延長交渉が進行中

[写真:Getty Images]

元アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(34)はインテルとの契約延長交渉が着々と進んでいるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ローマと渡り歩き、昨シーズンからインテルに所属するムヒタリアン。ネラッズーリ1年目は公式戦49試合出場とフル稼働し、ケガと累積警告以外での欠場はゼロだった。

経験豊富なバックアッパーとしてフリー移籍で獲得したはずの34歳は、今やシモーネ・インザーギ監督率いるチームの頭脳として君臨。中盤3枚のファーストチョイスと言っても過言ではなく、今季もここまでの公式戦全9試合にスタメン出場し、ミラノ・ダービーでは2ゴール1アシストを叩き出した。

先月ごろから残り1年未満となっている契約の延長話が出ていたが、代理人を務めるラファエラ・ピメンタ氏も『カルチョメルカート』のインタビューで「インテルでの旅を続けるだろう」とコメントしている。

すでに2025年6月までの1年延長をベースに協議が始まっており、さらなる延長オプションが加わる可能性も。年俸は500万ユーロ(約7億8000万円)ほどとみられ、近日中にも新たな会談がセッティングされる見通しとのことだ。

34歳の今が全盛期かと思わせるほど、インテルにとってパーフェクトな存在となったムヒタリアン。ボールコントロール、プレービジョン、フリーランニング…プレーの一つひとつが一級品の味わい深いセントラルハーフだ。

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